掃除機





私の引っ越し&転勤人生に20年近く連れ添ってくれた相棒、
掃除機が、ついに壊れた。。。
看護学校入学のために、東京へ出て始めて買った家電製品。
もう、今ではみかけないほどの旧式タイプ、しかも紙パック。
だけど、とっても、いい仕事をしてくれて、吸引力はあるし
まだまだがんばってもらいたかった貴重な存在。


私は、物持ちがいいそうで、母に特別褒められることがなくても
これだけは、良く耳にする言葉。
『あなた、モノ持ちがいいわねぇ。まだ、それつかってるの?!』
それは、あなたに似たのではなく、あなたの母に似たのだよ。
と、心の中で思いながら、
『うん。気に入っているからね。』
と、いつものように軽くかわす。


同級性が、ある日、とっても年代モノの車に乗っていたとき、
『もう、買い替え時かな。。。』と、車中で思った瞬間、
クルマが動かなくなったそうだ。
モノにも、ちゃんと、意志がある。

これは、私とその友人共通の考えで、ちゃんと大事につかっていると
長持ちするし、そして、手放そうとでもすると、
駄々をこねるこどものように、なにか、面倒なことが起こる。
じゃあ、掃除機はだだをこねたのかい?という話になるが、
答えはノーで、まったく手を煩わすことなく、
ぱったりと動かなくなった。

だからこそ、私はさみしくてならないのだ。
なんて、潔い引き際。。。
紙パックを取り替えたあとで、素晴らしい吸引力を発揮し、
気持ちよく掃除が済んだ、その翌日、スイッチをいれても
まったく反応がなかった。


具合がわるいのよ、とか、調子がわるいのよ、とか、
音が変とか、そういう予兆を見せてほしかった。
駄々をこねてほしかった。
なんど、スイッチを入れても、コンセントの場所を変えても
もう、動かない掃除機を見ながら、なんていい子だったんだと
じーんとしてしまった。


私のいいときも、わるいときも、すべて知っている掃除機。
だんなさんより、娘より私の人生に寄り添ってくれた相棒。
しばらくは、新しい物を買えそうにないので、
コロコロ(→わかるかな^^;)と、ぞうきんがけでがんばります。
ありがとう、掃除機さん。
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by sprout_green | 2012-10-13 16:09 | Comments(0)