2012年 09月 23日 ( 1 )

お隣さんのお引っ越し



きのうは秋分の日。

そしてお彼岸の中日でしたね。


我が家は、お墓参りは遠く、東京と長野なので、お参りには行きませんでしたが、


行けないかわりに、菓子折りを実家へ送りました。




やっと涼しくなり、温かいお茶が美味しくなる時期です。


仙台のお菓子は、いろいろありますが、


栗が美味しい季節なので、栗まんじゅうと、ガボチャのお菓子の詰め合わせに。


美味しく頂きましたとの、お礼の電話があり、私たちも元気でやっていますと、近状報告。


もう少し、近いと会いに行けるのですがね。




さてさて、

10月を前に、仲良くさせてもらっていたお隣さんが引っ越ししてしまいました。


私たちが仙台へ越して来た2週間後に、同じく転勤でやってきたお隣さん。


子どもの年もひとつ違いの女の子で、


慣れない土地で新入学を迎えた私たちにとって、どんなにか心強かったことか。


毎朝、2人を見送りながら、玄関先で立ち話に花を咲かせていました。




ママの実家が宮城ということもあり、


手頃なマンションが見つかったと、近くへのお引っ越しでした。


すぐに会える距離ではありますが、


いなくなってしまうと改めてその存在の大きさを痛感します。




昨年の震災のとき、確か、あの大地震は金曜日の午後でしたが、


揺れがおさまらない状況の中、娘が、家の中が怖いと、


外へ飛び出してしまい、しばらく2人で茫然と立ちつくしていました。



すぐに、お隣のRさんが、大丈夫だった!?と、出てきてくれました。


そして、


『私たち、今から買えるかわからないけど、買い出しに行くから、またあとでね!』


と、しばらくしてローソクなどを届けてくれたのでした。




その後、


週明けの月曜日、会社へ出かけた夫を見送ったあと、少し大きな余震が来た直後、


消防団の車が『避難して下さい!津波警報が発令されました!!』と。


私たちの住んでいる多賀城市は、海から近く大きな被害が出ました。


我が家は海から離れているために津波の被害はなかったものの、


この日は、空から自衛隊が津波を確認したらしいとのこと。


高台へ避難して下さいと言っているけれど、高台って??

どこへ行けばいいの?


土地勘があまりない私と、子ども、そして預かっていたお友達と、


とにかくどこかへ逃げなくては、


そう思いながらも、ガクガク震えてくるのが分かりました。


そのときに、お隣のRさんが


『今から、妹の家に行くから一緒に行こう。妹の家は高台だから大丈夫だよ!』と、


気丈に声をかけてくれました。



私は、『お友達のママが駅で携帯を充電してるの、戻ったらすぐに行くから。』と、


家のだいたいの場所を聞いて別れました。


お友達のママが戻り、すぐに高台の妹さん宅へ急ぐと、辻の入り口にRさんが立っていてくれました。


私たちは、妹さんのお宅へ。そこで何日ぶり見たテレビの映像。。。


あまりにショックで、子どもたちも何が起きているのか分からないといった表情でした。


大変なことが起きてしまったんだ。。。それだけでした。



妹さんのお宅は、隣街ですが、もう、電気が復旧していたので、


テレビも見れるし、携帯も充電出来るという状況でした。


私の携帯はドコモでしたが、災害時に一番弱いのが露呈。


遠く離れている友人は私と連絡が取れないので、最悪の状況を考えたそうです。


妹さんの使っているauが一番つながっていたので、みんな妹さんからお借りして、連絡しあいました。




炊きたてのお米で、おにぎりを作ってくださり、


久しぶりに温かいご飯を食べたあの味が忘れられません。



恐怖と寒さで冷たくなっていた手がじんわりと暖かくなっていくのがわかりました。




結局、津波警報は、警報だけで終わりましたが、


こんなに隣近所のありがたさを感じたことはなく、



人のつながりで生きていることに感謝せずにはいられない出来事でした。



それからも、いろんな場面でお世話になり、親戚が遠く離れている分


とても、心強い存在でした。



Rさんご家族のことは一生忘れないと思います。




寂しくはなりますが、新しい門出にありがとうの気持ちを込めて、


新しい場所でも元気にがんばって欲しいと思います。



落ち着いたら、遊びに行きますね☆

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by sprout_green | 2012-09-23 19:22 | Comments(0)